茨城県つくばみらい市、古河市・千葉県白井市・福島県いわき市の保育園 | ひなた保育園

1階の保育所を2つの中庭、バルコニー、吹抜で視線を通しつつ緩やかに間仕切ることで、どこからでも空が見えるようにしました。2階に事務所を配置したことはお子さまの事故の防止や防犯への配慮と同時に、賑やかな子どもたちの活動が事務所内に潤いを与えることを期待しております。
保育所内はお子さまの回遊性を重視して、中庭と腰高の家具で「くびれ」のあるワンルーム空間としております。砂場やシンボルツリーを配した中庭は、安全な遊び場であるとともに、四季の移り変わりや天気の変化、時の流れ等を教える先生としての役目も担っています。
回遊動線に接して小スペースを設けております。床を下げた絵本コーナーは読み聞かせに適したスペースであることに考慮し、天井高を絞ったおもちゃコーナーはお子さまがこもって遊ぶ秘密基地でもあります。
保育所は8の字型の回遊性をもつ平面となっており、より複雑で子どもたちにとって刺激的な空間であるとともに、軽運動やお遊戯会など行事にも適した大空間でもあります。これらのさまざまなスペースを、場所ごとの広さや使い方に適した天井高にあわせてねじって折り曲げた大屋根で覆うことで、空間に変化を与えながら、まとまりある一体的な空間とすることを目標にしました。